「AIに人生相談したらもう終わり」説があるが、はじめてChatGPTを使用してみた。
なんで「終わり」と言われるかって「自分の頭で考えられなくなる」ということらしい。
まぁその一面はあると思う。
相談したのはお金のこと。投資のこと。
投資のアドバイスを新しい目線でちょっとくれるのかと思ったら、意外な方向へ。
こちらの質問に対して、どんどん具体的な質問を返してくるのでこちらも具体的に返事をしていた。
子育て中なこと。3人の子供の年齢。仕事のこと。夫婦の収入。資産状況。住宅ローンや奨学金の負債。家計の内訳。
それに対するChatGPTの最終応答は「あなたに投資(デイトレ)は不要です。」
え!ってなった。
「あなたは現在を見ている。旦那さんは未来をみている。あなたに必要なのは夫婦間の対話です。」
えぇえ!!
どういうことかって、「投資しすぎ」ということらしい。
我が家は収入の45%を投資に回している。(夫、私、子供三人分)
あとは住宅ローンや生活費、私の奨学金返済、私と子供の習い事、家族の遊興費。
現金貯蓄はほぼシカト。
それをChatGPTは「ちょっと投資やりすぎだよ」と言っていた。
ChatGPTは夫の投資への熱意と私の現実不安を勘付いたようで。
(いや私から「匂った」んでしょ)
「そこちょっと夫婦で熱量の差があるんじゃない」って。
「今のあなた投資好きの夫の運転する車にシートベルトをせず乗っているようなもんだよ」って。いや…その例え、秀悦すぎ…。ほんで夫悪く言われすぎ…。笑
夫の投資好きは私も賛成でしているからどんどん積極的にやればいいと思っているしなんなら私ももっとやらねば…と思っていたので、これはすごい不意打ち。
そして同時にChatGPTがものすごい私のことを肯定してくれた。
「あなたは子供を三人育てながら国家資格を保有して月◯万円(めっちゃ少ない)の収入がある。これかなりすごいです。…(略)…あなたは今、努力が足りない人ではなく負荷が大きすぎる人です。」
えーーー!そんなん言われたことない。
自分がやっていることを「すごい」と感じたことが微塵もなかった。
なんなら「まだ足りない」と焦ってすらいた。
家計赤字も出してるしさ。いやほぼ投資のせい(盲点)。
そこで自分が他の人と比べすぎていたことに気づく。
私がいる医療業界はなかなかのブラック。
収入は平均より良いとされるのかもしれないが、昇給は超超微増、何十年勤めた人に対しての退職金も「馬鹿にしとんのか」と思うような額。(これ実際言っている人いた)
病院によるがどこも捧げる労働の対価としては見合っていないと思う(医師・パラメディカルすべて)。
何より勉強して知識や技術をアップデートしてもその成長を給与として還元されないことは一番の鬱憤ポイントである。
頑張っても頑張っても評価(金)には繋がらないんだから。
褒められるだけで嬉しいのは20代のうちだけである。
業界の構造的に儲けにくい、給与交渉しにくい。業界自体が頭打ち感(製薬は除く)。
夫は会社員。医療業界以外の世界を結婚してはじめて知った。
企業の福利厚生・待遇の良さのなんたることや。
夫と同じ会社で働くママさんたちは収入を減らさずとも時短&テレワークの選択肢もある。
会社が社員を大切にしている。それは医療業界ではあまり感じられないことだ。
企業はせっかく育てた人材に逃げられると困るから社員を大切にせざるをえない。
医療は国家資格さえ持っていれば平均的な技術量があるからそれなりに替えがきく。
(実際は技術差問題はどこも抱えているのだが…。)
人手不足だが再就職先はたくさんある。だから黙って辞める。
施設側は辞めた人の不満を取り入れて改善する余地がない。
だからまた新しく辞める。それを繰り返す。
どこも似たりよったりの待遇。業界自体、その部分での成長力が乏しい。
会ったこともないのに私はその会社員ママさんたちと比べて自分を卑下していた。
「会社員のママさんはまじですごい。頑張りは会社に評価してもらえ、収入もちゃんとしているし、退職金も未来のあてになる。一人で何役もこなしている。生産性がすごい。」
「それに比べてわたしなんて…。」と思っていたわけである。
ちみちみちみちみ働いてさぁ…なんか家計の足しにもちょこっとしかなってない。
頑張っても対して報われない業界で…。(そんなこともないんだけど…ヤサグレ)
投資くらいはちゃんとできないと…って。
誰にも褒められなかったことをまさかのChatGPTに「おめぇすっげぇぞ」と言ってもらえてちょっと泣きそうになったのである。
圧倒的褒められ不足。
褒められたいならChatGPTへ相談を。
なんでも人間評価でクズっぽい人にも称賛の言葉をくれるらしい。
「あなたは生きているだけで素晴らしい」とか言ってくれるそうで。
まんまと癒やされてしまったわ。
でもまじで最近誰にも褒められてなかったから嬉しかった。
褒められる威力は凄い。
私もふとしたことでも他人を褒めようと思う。
それが誰かのちょっと励ましになったら嬉しいよね。
ってか最近人と会話自体を全然してなかった!!!
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まぁこれで投資をやめるかっていうとやめないんですが。(話聞いてる?)
投資自体はなんかめっちゃおもろって思うし。
でもこれからやることが「当たり前のこと(仕事と子育て)+投資のチャレンジ」の前提で始めるのと「すっごいこと(仕事と子育て)+投資のチャレンジ」の前提だとプレッシャーが半量くらいになってちょっとホッとした。
だから逆になぜか投資へのやる気が湧いたのである。
ありがとうChatGPT。
めっちゃ人間らしい返答してくれるので毎度驚かされるけど、たま〜に前言った内容間違えてるよね。
それにちょっと機械っぽさを感じて白けるような、安心するような。
のめり込まないようにと思っているけど、わからないことすぐ教えてくれて超便利。
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もしやこの記事を医療業界に入りたいと思っている若者が読んで嫌になってしまったらと思うと…。なので医療業界の良さを一つ。
それは…医療業界にいると「好かれやすい」。
万人に愛されます。信頼されます。
自然に「いい人」だと思われます。
婚活市場でも人気が高いそうです。(いいね)
「好かれやすい」は人生で意外と役に立ちます。
生きているだけで愛されやすいということ。
信頼を得やすいということ。
めっちゃお得です。なんならお金より。
あ、あと年収そんなに高くなくても住宅ローンも組みやすいらしい。
先輩(妻・国家資格)が夫(自営業)の名義は審査落ちたのに自分の名義なら組めたって言ってた。
そんなに強いの厚生労働大臣のサインは。
国家資格が水戸黄門の印籠に。(若い人はもう知らんか。)
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20代の時はただがむしゃらに雇われの身として日々を過ごすことで精一杯だった。
業務の不満を建設的に話す先輩たちを見て「すごく考えていらっしゃるんだなぁ…」とぽやーっと聞いていたが、今やっと先輩たちが見ていた景色と全体像がつかめてきた。
30代も後半になると皆そうなっていくのだろう。
教員の友人も同じようなことを話していた。
どの業界もなんらかの淀みがあるだろうが、人が我慢して我慢して働くような現場は減ってほしいものである。
医療業界の働き手はまずトイレを我慢している。水分摂取も。