いつか可愛いおばあちゃんになれたら。

甘く、優しく、生きる。

さらば東京。〜スカイツリーにて〜(仮)

今日は子供たちの冬休み最終日。

前々から思っていたことを決行した。

子供たちをスカイツリーに登らせてあげること。

東京を去る前に、絶対してあげたいと思っていた。

 

すみだ水族館は年間パスポートを毎年更新しているくらい

よく行っているのにスカイツリーには登ったことが無かった子供たち。

もし災害で東京が焼け野原になっても「目印にするといいよ」と言ってきた。

子供たちにとって身近でシンボリックな存在。

きっと引っ越しても、あの大きな塔のことは幼心に印象に残ると思う。

 

昨日行こうと思っていたが生憎の雨。

今日も朝はパラパラ降っていたけど

ちょうど出発する頃は日差しが見えていた。

雲間から差す光。フランス語で「エクレルシ(天使の梯子)」。

昨日は次女の幼稚園お遊戯会の衣装作りを

夜中1時まで頑張っていたため寝不足…。

寝不足だけどお酒は飲む。ライチのカクテル(ローカクテルのタイプ)。
長女はマスカットのサイダー、次女はチョコレートソースのサンデー。

 

 

1時間ほど滞在していたらだんだん日差しは強く。

海外からのお客さんが多かった。

みんなニコニコしていた。

日本を楽しんでくれて嬉しいなと思った。

子供たちにも笑いかけてくれたり。

 

基本的に高い建物に興味がないタイプなんだけど

想像以上に良い時間を過ごせた。

子供のためのはずが、自分の心に残る時間だったと思う。

 

「さらば東京。」

勝手に一人でアンニュイに浸っているけど

まだ目処は何も立っていない。

物質的な工程(今の家を売りに出したり、新しい家を探したり)

は何も始まっていない。

妄想だけが爆走している。

 

しかし妄想も甘く見てはいけない。

私が独身の頃、炊飯器が壊れた。

その時、私は彼氏もいないのに

「もうすぐ結婚するかもしれない。そうなると家電は

全て新しくするかもしれないからまだ買い替えないでおこう。」

と炊飯器でなく土鍋を買った。

その半年後の同窓会で今の夫と再会した。

東京に住む夫が神戸の私の家に遊びにきた時、

夫は私が土鍋でご飯を炊く姿に衝撃を受けたらしい。

その意外性が要因(?)でプロポーズされた。

結果、新居で新しい良い炊飯器を買い揃えることができた。

(今は土鍋なんて面倒で使っていない)

 

「〜かもしれない」は割と当たる。

半年後、このブログで引っ越し報告をしているかもしれない。