「出生数70万人」のニュースに言いたいことがある。
「少子化だ、やばい。」みたいに軽く取り上げられているけれど
逆に言うと、こんな世の中なのに未来に希望を持って
子どもを産んでくれた女性が70万人もいるということだ。
それも、命をかけて。
出産の過酷さ、危険さを知らない人が数で語らないでほしい。
少子化だ!って騒がないで。うるさい。
70万人もの女性が、未来に希望を託したのだ。
そこには愛がある。
ただの討論には、愛が無い。
女性と子どもに、ちゃんと愛をもってそれをしてる?
(「そこに愛はあるんか」のCM、核心ついてる。)
討論するなら、愛をもってして。
もちろん、支えてくれる男性に対しても。
それを思うと、戦後の女性はどうだっただろうか。
終戦後、インフラを整えたとか復興させたとか
男性の仕事は武勇伝のように語られているのに
女性にはフォーカスされない。
何より一番は、戦後の女性が未来に希望を託して
子どもを産んでくれたことだと思うのに。
そこは何にも語られていない。
でもあの時、街が綺麗になっていたとしても
子どもが産まれてなければ今のこの国は無かっただろう。
昨日、そのことに思いを馳せていたら泣けてきて
私のご先祖様や、この東京に住んでいた昔の人たちに
感謝の気持ちでいっぱいになった。
久々にしっかり泣いた。
世界中の女性がもし「今日から子どもを産みません!」と
宣言したら、人類は120年ほどで滅ぶ。
なんと簡単なこと。
数より、愛。
昔は、「愛」なんて言葉に薄っぺらさを感じていたけど
今は何より重要だと思っている。
愛があれば、未来は続く。