パーソナルトレーニングに通い始めて
明らかに感じたのは
普段から全く腹筋が使えてなかったこと。
これまで自力で毎日腕立て伏せとプランクをしていたけど
あまり効果が無いやり方で続けてしまっていた。
今はプロ指導の元、腹筋とお尻をメインで鍛えている。
『肚』の重要性、再認識。
立ち姿にも腹筋が影響しているし
連動して他のパーツにも影響が出ている。
『肚』が使えてなかったせいで
『首』『肩』『腰』『脚』さらには『呼吸』。
すべてが負債を背負わされていた。
若いマッチョなお兄さんが二人
入れ替わりで教えてくれている。
お兄さんたちは褒め上手。
気分がアガる声掛けをしてくれる。
そして意外だったのは、私の体のポテンシャル。
元吹奏楽部で運動経験ゼロ。
そのわりに、私の体はポテンシャルが高いらしい。
お兄さん二人にそれぞれ同じようなことを言われたので間違いない。
これがものすごく嬉しくて。
なぜなら自分の体のことをポンコツだと思っていたから。
バスケのスリーポイントシュートは全く入ったことない。
体育のテストで一度も入らなくて
泣きそうになったことを覚えている。
シュート中、バスケ部員がずっと
「がんばれ〜!!」って言ってくれているのが
逆に嫌だった。哀れみの目で見られているようで…。笑
学生時代、体育祭のヒップホップダンスでは
「なんかカクカクしてる」と複数人に笑われた。
体育の時間が嫌いだった。
昭和味の強い体育教師たちも大嫌いだった。
「ただ使い方を知らないだけで、ちゃんと良いものを持っていますよ。」
とお兄さんに言われて、どれほど嬉しかったことか。
パーソナルジムなんて
通うキャラクターじゃないかもしれない。
見た目も性格も。
でも通い始めてよかった。
新たな自分発見。
わりとスタミナもあり
「キツイ」「ハード」なものが好き。
筋トレが合っているんだろう。
苦手なものがあれば、得意なものもある。
否定された悪い思い出ばかり残りがちだが。
思い返せば、プラスのヒントの声もあったはずだ。
遊びでソフトボールの試し打ちしてた時、先生に
「センスあるよ。ちゃんと練習すれば、うまくなる。」
と言われたこと。
フラダンスの先生に「ゆいちゃん、普段から器用でしょ。
始めたばかりなのに周りに合わせられているし
変な動きしてないもん。」と言われたこと。
自分が気づいていない得意なこと、上手なことを
せっかく他人がヒントを出してくれても本人が
「大したことはない」と信じずスルーすれば
それは芽が出ないまま。
笑われたり否定されたことは信じるのに
褒められたことは信じないなんて人生損している。
(ハイ、過去の私。)
捉え方で、世界は変わる。
新しい世界が見えてくる。