「自分軸」「他人軸」という言葉をよく耳にするようになった。
心理学の世界でも、スピリチュアルの世界でも。
他人にどう思われるかで判断して行動する「他人軸」。
自分がどう感じるかで判断して行動する「自分軸」。
数年前まで、圧倒的前者だった。
反対方向に舵をきるのは意外と大変。
もう癖になっていて無意識かつ瞬発的に判断していることが多いから。
自分軸に舵をきってからも最初は「わがままなんじゃないか」
「無鉄砲なんじゃないか」と不安になる。
でもシンプルで、最後に自分が責任をとればいいだけ。
他人軸のほうが心身を削るが、実のところ楽をしている。
他人発信なので自分でクリエイトしていない。
他人軸は失敗しても他人のせいにできる。
「あの人がああ言ったから」「あの人に勧められたから」。
他人を攻めるのは他人軸である証拠でもある。
これは、自分の人生を他人に受け渡している。
私は母に自分の人生を受け渡しているところがあった。
母にどう思われるか。
母に喜んでもらえるか。
母に認めてもらえるか。
感情的になるのは、自分の一部を受け渡してしまっているから。
相手に委ねてしまっているから。
「圧倒的に、自分軸で。」
その意味がようやく理解できるようになった。
自分の人生の責任は、自分以外に誰もとれない。