いつか素敵なおばあちゃんになれたら。

甘く、優しく、生きる。

臨場感をもちすぎている。

心理学のYouTubeでセラピストの方がクライアントさんに
「あなたは自分がつくったドラマの中に入り込みすぎている」
とアドバイスしていて、なるほどと思った。

他のスピリチュアルカウンセラーの方は
「臨場感」と表現していた。

起きている現実にのめり込みすぎると
現実というテレビ画面に近づきすぎたみたいに
視野が狭くなる。

よく「自分の頭上より少し上に、自分を見下ろすように
意識を持っておくといい」と聞くけどそういうことだろう。

「悟り」とかも似たようなもので。

私自身、人生ドラマに没入していた自覚がある。
前のめりに画面に近づきすぎていた。

「あ、今前のめってる。」
「画面近すぎた。」
最近はそう気づく。
(それでもイライラが止まらないこともある。)

しかしなんだかそうすると
人生が映画のように思えてきて
自分が自分でない感覚。
アバターに入っているみたいな。
分離しているような。

「生きてっか俺死んでっか俺♪」っていう
Creepy Nutsの歌詞、ちょうど私のこと。
生きているのか、死んでいるのか。
体感が下がる。

もしかしたらみんな、生きている実感が欲しくて
ドラマに没入するのかもしれない。
「そのほうが面白いじゃん」って。

人が死ぬ時あの世に持って帰れるのは「感情」だけらしい。
生きているうちに様々な感情を味わいたいからドラマにも没入したい。
味わっていたい。それが例えしんどいことでも。

「臨場感」。幸か不幸か。