いつか素敵なおばあちゃんになれたら。

甘く、優しく、軽やかに生きよう。

我慢ができない女。

またブログで嘘をついてしまった。
「やらない」と宣言したことを覆してしまったのだ。

「今月末にと考えていた自分へのご褒美を無しにすることにした」と書いたのは二週間ほど前のこと。
「もうその欲は無いから」みたくほざいて、確かにその時は無かったのだが時間が経てば見事に舞い戻ってきた。

舞い戻ったその欲に勝てず、あげちゃったよね。自分にご褒美。

だって、我慢できなかった。
よほどやりたいことなんだなって。←

ちなみに以前も「甘いものはもう十分」みたいなことを書いたが時々食べている。
でも量と回数は減った。←

そうやって私はしばしば我慢できず、嘘をついてしまっている。
悪気はない。←堂々

そのご褒美は何かって、そう。またディズニーランドである。
実は私が練習しているダンスが今月31日に終了する「Into The Frenzy」というハロウィン限定パレードの曲なのだ。
パレードはこれまで特段見たいと思ったことも無かったのだが、今回の曲はほんとにダンスがかっこいい。はじめてパレードをこんなに見たいと思ったし、YouTubeで何度も再生した。
ゆえに本物のダンスを練習の励みにもどうしても見に行きたかったのだ!!
ジャズバレエっぽいというのだろうか。振り付けがとにかく素敵だ。
今回主役のヴィランズ(悪役)に合わせて鴉・鸚鵡・海月などをモチーフにした衣装と振り付けなのだがそれがほんとうにマッチしていて、そのセンス半端ない。

このパレードは、今月末のハロウィン当日で終了する。
来年度もあるかはわからない。
(超絶人気なのであと数年はありそうではあるが。)

私がいけるチャンスは今月28日のみ。

パレードが始まった9月16日から10月にかけてチャンスはこの一日のみで、そのためにずっと空けていたんだけども勉強のために一旦諦めて無しにしていた。

けどほんとにそれでいいの?
来年もチャンスがあるとして、一年悶々としてダンスの練習になるかもよ?
「本物観たかったなぁ…」って。

ーーーーーーーーーー思案すること幾日…ーーーーーーーーーーー

っつーことで、弾丸で行くことにした。
決断は前日。

この前シーに一緒に行ってくれたママ友も誘ったが、さすがに直前すぎて無理とのことで一人で挑むことに。

子供たちをそれぞれ送ってからなので、戦線に入るには一足遅れでもある。
到着は9時5分だった。すでに長蛇の列。パークに入れたのは9時20分頃。
そのまま私が見たいダンサーさんがよく見えると調べた場所へ直行する。
(ちなみに私が一番惚れているのはドクターファシリエモチーフの先頭ダンサーさんたちのダンス。)

でも個人的には9時着くらいにするのが一番ベストだと思っている。
それくらいに入ってもアトラクションのプライオリティパス(無料パス)は普通にとれる。

滞在時間は5時間半。13時のパレードが目的なのでほぼ場所取りで終えるのを覚悟。
けど帰る直前の時間に乗れるプライオリティパスもちゃっかり取得。

場所取り中の景色。
場所取りはほんとうはしたくないと渋っていたのだが…
人気すぎるパレードゆえ覚悟をしないとまじで何も見えない。
(ダンサーの頭も見えないレベルで激混み。)
ゆえに周囲は同じくパレード目的の仲間だらけ。
パレード優先席のDPA(有料パス)は電波混線の中、5分以内に完売するほぼ負け戦。


はじめての場所取り。
もう目的地に着いた時点でたくさんの人で埋まっていた。
お隣の女性に話しかけてみる。(ワタシは誰にでも話しかける関西人。)
お隣さんはもう慣れている方で、何度も遠方から見に来ているんだとか。
今年は雨が多くて中止に遭遇したため、リベンジだとのこと。
仲間がいて安心した私。けっこうお話させていただいた。

ちなみに私の隣からお一人様で来ている女性が20代〜60代くらいまで4人並んでいた。(心づよっ)

近場のお店に限定のパンプキンチュロスをモバイルオーダー。
一人で来ていても少しの時間なら離席可能。
モバイルオーダーならほぼ待ち時間なし。(混みすぎるとそうでもない。)
お隣さんと認識・声掛けしあっていると安心感も。

かなり混んでいてモバイルオーダーも午前中は売り切れ多発。
お腹すきすぎて、しょっぱいご飯を探して離席。ついでに写真。
歩くスピードが鬼早い私。パッと撮ってサッと去る。



離席時間も気にして急いで探したけど、どこも長蛇の列。
あわよくば食べてみたいメニューがいくつかあったので行ってみたが無理そうだった。
諦めて戻る。

結局モバイルオーダーで肉巻きおにぎりとキリンレモン
チュロスと同じ店。そこではしょっぱいものはこの選択肢一択しかなく。)
日差しがもの凄く、かなり暑かったので冷たい炭酸で生き返る。

待ちの間に勉強も。
夢の国でこれでもかというほど現実的な本なので罪悪感もあり笑、コソコソと…。

はじめの2時間はご飯探したり、お隣さんと喋ったりしてわりとすんなり。
3時間めは勉強してなんとかやり過ごす。(この時点でめちゃくちゃあっつい。)
あと1時間のところで暑さと座り続ける辛さでくらくら…。

時間になり、アナウンスが流れたところでほっ。

もう、先頭ダンサーが見えてきた時には感動で泣きそうに。
ずっとYouTubeで観てたものが目の前に!!!

(今回観ることに集中するため写真を一枚も撮っていない。)

…はじめてパレードをまともな場所でまともに最初から最後まで観た感想だが、ほんとうに感動的だった。
演者とゲストが一体となって熱量も凄かった。その場が愛で溢れている感じ。

ダンサーさんの動きのキレが良すぎる。
指先足先、細部に至るまで神経を動きに集中させている。
自分の筋肉が出せる限界マックス値ぎりぎりまで張り詰めて動かしているような。
さらにそれを45分間歩きながら踊り続けている。
ダンサーさんたちは夜中から朝方までトレーニングをされているらしく(パークダンサーさんを追ったYouTubeで観た)スタミナがもう、えげつない。

なんかもう色々含めて、こりゃ待つ価値あるわ。と思った。


ちゃっかり取っていたプライオリティパスはホーンテッド・マンション
今の時期限定のもの。1月中旬くらいまで期間があるけど今乗ってみたかった。


パスがあると1時間以上待ちのものが5〜10分程度でさくっと乗れる。
ひとつくらいは乗って帰りたいところ。
(ちなみにお隣の女性は「新幹線の時間があるからパレードだけ観たら直帰」とおっしゃっていて、めちゃくちゃ潔いなと思った。かっこよ。)
乗り終わったらタイムリミットの時間に。
急いで退園。われら短時間勢。

ディズニーって、滞在時間短くても満足度高かったりする。
この日の大きな目的はパレードとホーンテッド・マンション
あとはパンプキンスイーツをひとつ。(あわよくばランチもだったが…断念。)
そしてハロウィン装飾の写真がちょっと撮れたらいいなと。

概ね成功。満足である。
滞在時間が短いと疲れもちょっとマシなので帰ってからの怒涛のお迎えにも体力が残っていた。よゆ〜。

けど寝る前にはもう疲れ果てていて、さすがになかなか寝ようとしない三女に「もう寝てくれ〜!」と叫んだ。


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ちなみに今日30日は新しいグッズ発売日ということで、朝子供を送り出してまた舞浜へ。
それも前々から行く算段はついていて、我慢するか否かだったんだけども…。
前回即完売したシリーズだったから…。もう今日行かずにモヤモヤしたくない!と思って。
パークには入らずボンボヤージュにて一瞬で購入、帰路へ。ジムの時間があるので急ぎ。

行きの道中は夫への罪悪感で「まるで夫に内緒でこっそりホストクラブに通う妻のよう…」と思った。そろそろ「いいかげんにしなさい!」と怒ってほしいともちょっと思っている。
もうすでに「怒ってください」と頼んでいて、「やめときな」と言ってもらったのに結局行っている。結局言うことをきかない女。やりたいようにやる女。

でもさ、「わがままな人間とは自分の願いを叶えてあげられる人間のこと」だとも思うんだよね。

って、行きの道中で自分で納得した。もはや天啓。(なんやねん。)



舞浜でグッズ買って、ジムのトレーニングを受け、食材を買い出しして帰ってきたらダンスの練習をして、少し勉強もして、今ブログを書いている14時。(パワー漲る。)

レーニング姿で帰ってきた時点で夫に「まさかまたディズニーかと(笑)」って冗談っぽく言われたところに、「本当に行ってきた」と言ったら「元気すぎるやろ」と笑われた。
ベビーたちによる睡眠不足が終わってジムに通いだしたら体力がめちゃくちゃついたと思う。

今日は久々に会うトレーナーさんだったのだが「動きが明らかに変わりましたね!」と言われて、えへへ。いや私も実感あるっす。

元気で体力有り余ってて、我慢ができなくて、人の言うことも聞かなくて、でも自分の願望を叶えてあげられる。わたしはそんな女だ。(ゆうて。)