いつか可愛いおばあちゃんになれたら。

35歳からおばあちゃんになる日まで、日々の想いをつづる日記。

帰省しない。

新幹線のホームでテレビのインタビューに答える人達は

実家が嫌いという感情は持っていないのだろうか。

 

私は今年、母に「あなたとは距離を置く」と伝えたので帰省しない。

帰らないことが当然になると身が軽くなったような気分だ。

 

私にとって地元は

ドロドロしていて

まるで沼地のように感じる。

 

幸せに生きたいと足掻く私の足を

ずるずる引きずり下ろそうとする存在のように感じる。

 

ただ、地元や家族に対する不快感は私の感情であって

私が責任をとるべきであり

町や親を含む人達を憎むのは筋違いだと今ではわかっている。

 

そしてまた逆に

「帰ってきてほしい」「帰った方がいい」

という他人の感情も

私が責任を持つ必要は無い。

 

自分の寂しさを他人に満たしてもらうことはしないように、

他人の寂しさを自分が満たす必要は無い。

 

他者との境界線がきちんと引けている人は

聡明だと思う。