※スピリチュアルっぽい話なので嫌いな方はスルーしてください。
数年前の話。家で資格勉強中にうとうとしかけていた。
夢を見ているよりかは意識がはっきりしている。(白昼夢ってこんな感じ?)
そこに映像が浮かんできた。
着物を着た女性が私の正面にいる。
髪型から判断するに大正時代くらいの
佇まいからは良い家柄の生まれのような感じで、美しい人。
でも眉間に皺が寄っていて厳しい表情。
その人を取り巻く周囲の状況の映像も同時に流れる。
年頃になった頃、周囲の人からある男性との結婚を勧められた。
その男は評判の小説家のようだ。
優男のようで、きっと幸せになれると周りの太鼓判。
その声を信じて、結婚した。
だが結婚してからは小説が全く書けない。
(小さな机を前に座っている着物の男性の映像。うなだれている感じ。)
おかげで家計は困窮。その女性は着物を売ったりしてその日をしのぐ。
息子がいるがやんちゃで、それすらもイライラしている。
その女性は言葉を発さないが、
じっと私を見つめる目から
言いたいことがなぜか伝わってくる。
「自分以外の人間に、人生の舵取りを任せては駄目。」
強い感情だった。
人生の選択は自分でしなさい、ということだと思う。
その人は美人で高貴でプライドもあったからこそ、
自分が得るはずの幸せを他人に任せて得られなかったことが
悔しかったんだと思う。
これは私の前世か、ご先祖さまが出てきたんじゃないかと思っている。
うちの先祖は田舎の農民家系らしいのでなんか雰囲気違うかも。
夢っちゃ夢だろうけど、印象的だったし
何より腑に落ちたので教訓にしている。