すでに在る。
お金も、完璧な体も、愛も。
(なんか詩っぽくなっちゃった)
お金もっと欲しいなー、とか
もっと綺麗になりたいなー、とか
自分に足りないものばかりにフォーカスして
焦ってばかりだった。
どうしたらもっと良くなるのか、増えるのか。
ここでいう愛というのは
今現在愛されているかどうかではなくて幼少期の話。
「欲しかったのは愛された記憶」というフレーズが
ある漫画に出てきて深く刺さった。
何歳になろうが関係なく
幼少期に親に言われた言葉の傷は深い。
衝撃的で、かつ決定的に傷をつくる。そしてなかなか癒えない。
でも怒りや悲しみ、さまざまな感情を経由して
今は親を理解しようと努めている。
親もそうするしかないくらい余裕なかったんだろうなって。
寂しそうな小さな子供の姿の私が、いつも今の私のそばにいる感じがする。
この子が欲しいものはおそらくもう一生手に入らない。
欲しいのは愛された記憶。
親はこの子にもう何も与えることはできないだろうけど
大人になった今の私ならできることがあるはず。
「君はどうしたい?」
小さなユイちゃんに聞くようにしている。