いつか可愛いおばあちゃんになれたら。

35歳からおばあちゃんになる日まで、日々の想いをつづる日記。

『すでに在る』

すでに在る。

お金も、完璧な体も、愛も。

 

(なんか詩っぽくなっちゃった)

 

お金もっと欲しいなー、とか

もっと綺麗になりたいなー、とか

自分に足りないものばかりにフォーカスして

焦ってばかりだった。

どうしたらもっと良くなるのか、増えるのか。

 

ここでいう愛というのは

今現在愛されているかどうかではなくて幼少期の話。

「欲しかったのは愛された記憶」というフレーズが

ある漫画に出てきて深く刺さった。

何歳になろうが関係なく

幼少期に親に言われた言葉の傷は深い。

衝撃的で、かつ決定的に傷をつくる。そしてなかなか癒えない。

でも怒りや悲しみ、さまざまな感情を経由して

今は親を理解しようと努めている。

親もそうするしかないくらい余裕なかったんだろうなって。

 

寂しそうな小さな子供の姿の私が、いつも今の私のそばにいる感じがする。

この子が欲しいものはおそらくもう一生手に入らない。

欲しいのは愛された記憶。

親はこの子にもう何も与えることはできないだろうけど

大人になった今の私ならできることがあるはず。

 

「君はどうしたい?」

小さなユイちゃんに聞くようにしている。