毎日、日経新聞に目を通していると見ない日は無い
女性を社会でいかに活かすかという話題。
ここ数日よく取り上げられていたのは大学の理系学部に
女性枠をつくる話辺りだろうか。
女性にもっと活躍させて社会の役に立ってもらおう!というもの。
ひどい男尊女卑の時代もあったことを考えれば良い時代になった。
その頃打ちのめされた女性活動家の魂たちは今頃安堵しているかもしれない。
歴史の女性達が抵抗してくれたおかげで、今がある。
女性の可能性は格段に広がった。
けど、ここまで国がひっ迫したからやっと女性を利用して
急いでなんとかこしらえようとする感が否めない。
それに期待というより求めるものが多すぎてウザく感じる。
「産んでもらわないと困る」ついでに「働いてもらわないと困る」
産めよ、納税せよ。
活躍の場は広がったとしても
代わりに疲弊する女性が増えないか心配だ。
あれ(子育て)もこれ(仕事)もこなすのは
永田町のおじいちゃん達が想像するよりも
「大変」という言葉を超えてもっと身を削るような毎日になる。
おじいちゃんたちもまた私が想像しているより
大変みたいだけど。まさに今。資金調達とか。
国を豊かにする前に自分を豊かにするだけで終わるのは
虚しいかもね。お互い。