いつか可愛いおばあちゃんになれたら。

35歳からおばあちゃんになる日まで、日々の想いをつづる日記。

ガラじゃないことをして気づいたこと。

娘の卒園式で謝辞を引き受けた。

文章を考えることが好きでそこは自信がある。

だけど人前で話すことは極度に苦手だった。

中学生の頃、新学期に同学年の生徒230人の前で全員が抱負を述べる

という催しがあったけど毎度声が震えていた。

 

それにそんな目立つことを引き受けるガラじゃない。

 

毎日練習した。

初日は噛み噛みだったけど徐々にスムーズに言えるようになった。

文末は聴衆の方へ顔を向ける。

音程はファかソの音で。

起承転結に感情を少し入れて声にも強弱を。

 

結果は良い感触だった。

お褒めの言葉を複数いただいた。

 

謝恩会までの待ち時間

カフェで娘と時間を潰しながら考えたのは

 

人生の中で

誰かにとって私の言葉が

少しでも良い影響を与えられたら本望だということ。

 

まるで水面に揺れるさざなみのような

わずかなものでも充分だから

 

誰かの心を震わせたり

感動を引き出せたら

こんなに嬉しいことはない。