タイトル通り、来月あたり私名義の口座残高が
ゼロになりそうな予感がある。(というかなる。)
今年二月、長年くすぶり続けた
欲求不満を昇華させるべく
自分のためにお金を使うことを決めた。
「自分のためにしっかりお金を使って
自分を満足させてあげる。」
そう決めたのだ。
例え預金残高がゼロになろうとも。
その覚悟だった。
四月になり、このままだと本当に無くなるな…
と実感すると、とたんに襲ってくる恐怖感。
お金が無くなるって、めちゃくちゃ恐怖。
ほんとうに怖い。
この貯金は、ちまちま貯めたいわば私の『恐れの結晶』。
「貯めておかないと」という恐怖感にかられて貯めたもの。
これを一旦ゼロにして、
新しい心持ちでまた一から増やしていこうと思う。
(一じゃなくて零からよ。)
そもそも残高自体、雀の涙。
『奨学金』という名の多額の借金がなければ
もう少し余裕があったかもしれない。
有利子の分は払い終えたけど
まだ無利子の分の返済が残っている。
親に財力が無いというのは
本当に子どもを疲弊させる。
(うちの場合は父親が養育費の支払いの
一切を放棄したからだけど。)
敢えてそういう家庭を選んで産まれてきた私も
きっと魂が何か狙いがあってのことだろう。
魂よ、お金に関してはもっと
イージーな人生が良かったんですけど…。
でも私にとってそれに対して困難な方が
得るものがあったから選んだのかも。
都内に住んでいると
明らかに裕福な人を目にする。
それが子どもでも。
そういう人たちを見ると
少なからず羨ましさを感じるけれど
その子たちが見ていない景色を
私は見ている。
この現状には何か意味があるはずだ。
乗り越えるべくして用意されている。
今はそう思える。
そんな時期に新しい仕事のお誘いがあった。
けれども断った。
(お金の『恐れ』から一旦引き受けそうになったけど…)
本職である医療の仕事は2026年に向けて
終息させていくつもりだ。
不特定多数の人と肌が触れ合う仕事は
私の性質に合っていないと感じる。
それにまた全く違う仕事で、新しい人生を始めてみたい。
残高ゼロで何言ってんだって感じだけども。笑
零から再スタート。
残高も、人生の経験も。